給湯器の液晶に数字が!ノーリツ製エラーコードの原因と自分でできるリセット・対処法を徹底解説
「お風呂に入ろうとしたらお湯が出ない!」「リモコンに見慣れない数字が点滅している……」
そんな突然のトラブル、本当に焦ってしまいますよね。特に寒い冬の時期や、夜遅い時間に給湯器が止まってしまうと、「修理代はいくらかかるの?」「すぐに直るの?」と不安でいっぱいになるはずです。
ノーリツ(NORITZ)製の給湯器をお使いの方で、液晶画面に2桁や3桁の数字が表示されている場合、それは給湯器からの「エラーサイン」です。
この記事では、ノーリツの給湯器でよく発生するエラーコードの意味と、自分で試せる解決策、そしてプロに頼むべき判断基準を詳しく解説します。この記事を読めば、今の状況を正しく把握し、最短ルートでお湯が出る生活を取り戻すことができますよ。
1. ノーリツ給湯器のエラーコードとは?まずは落ち着いて確認
給湯器のリモコンに表示される数字は、故障箇所を特定するための「診断コード」です。これがあるおかげで、どこに不具合が起きているのかを素早く見つけることができます。
まずは深呼吸をして、リモコンに表示されている3桁(または2桁)の数字をメモしましょう。
なぜエラーが出るの?
エラーが出る原因は、大きく分けて3つあります。
一時的な誤作動: 強風や落雷、湿気などでセンサーが一時的に反応したもの。
安全装置の作動: 不完全燃焼や過熱を防ぐために、機械が自ら停止したもの。
部品の寿命・故障: 長年の使用による摩耗や、内部部品の破損。
多くの場合、まずは「リセット操作」を試すことで解決しますが、安全装置が働いている場合は無理に使い続けると危険なこともあります。
2. 【症状別】よくあるエラーコードの意味と対策
ノーリツ製給湯器で頻繁に発生する代表的なエラーコードをまとめました。ご自身のリモコンに表示されている番号を探してみてください。
燃焼系のトラブル(お湯が出ない)
「111」「11」:点火不良
ガスが供給されていない、または点火火花が飛ばない状態です。
確認点: ガスメーター(マイコンメーター)が遮断されていませんか?他のガスコンロは使えますか?ガス栓は開いていますか?
「121」「12」:途中失火
一度火がついたものの、すぐに消えてしまう状態です。
原因: ガス不足や、空気を取り込むファンモーターの不具合、排気口の閉塞が考えられます。
お風呂・追い焚きのトラブル
「032」:排水栓の閉め忘れ・浴槽の水不足
お風呂にお湯を貯めようとした際、お湯がたまらない時に出ます。
対策: 浴槽の栓がしっかり閉まっているか確認してください。循環アダプター(フィルター)が目詰まりしている場合もこの番号が出ることがあります。
「632」:ふろ循環ポンプの不具合
追い焚きをする際に、お湯がうまく循環していないサインです。
対策: 浴槽内のフィルターを掃除してみてください。水位が足りない場合も発生します。
安全装置・システム系のトラブル
「140」「14」:過熱防止装置の作動
給湯器内部が熱くなりすぎている状態です。火災防止のため、運転が止まります。
対策: 自分で直すのは難しいため、使用を中止して点検を依頼しましょう。
「290」:中和器の異常(エコジョーズのみ)
排気熱を利用する「エコジョーズ」特有のエラーです。結露水を処理する部品の詰まりが考えられます。
「888」:点検時期のお知らせ
これは故障ではありません。使用開始から約10年が経過し、メーカーの法定点検(有償)を推奨するサインです。そのまま使うことも可能ですが、寿命が近づいている目安になります。
3. 自分でできる!給湯器の「リセット操作」の手順
一時的なエラーであれば、リセット(再起動)することで復旧することがよくあります。修理を呼ぶ前に、まずは以下の手順を試してみてください。
手順1:リモコンのスイッチを切る
一度、給湯器のリモコンの「運転ボタン」をオフにします。再度オンにして、エラーが消えているか確認してください。
手順2:ガスメーターを確認する
家中のガスが止まっている場合は、給湯器ではなくガスメーターの復帰操作が必要です。メーターの赤いランプが点滅している場合は、復帰ボタンを押して数分待ちましょう。
手順3:電源プラグの抜き差し(最終手段)
リモコン操作で直らない場合、外にある給湯器本体の電源プラグを一度抜き、1分ほど待ってから差し直すと、内部コンピューターが完全にリセットされます。
※雨の日や、手が濡れている状態では感電の恐れがあるため、絶対に行わないでください。
4. 修理か交換か?判断するための3つのポイント
リセットをしてもエラーが繰り返される場合、無理に使用を続けると火災や一酸化炭素中毒の恐れがあり、非常に危険です。そこで、修理すべきか、新しい製品に買い替えるべきかの判断基準をお伝えします。
① 使用年数を確認する(10年が目安)
給湯器の設計上の標準使用期間は「10年」とされています。
7年未満: 部品交換(修理)で安く済む可能性が高いです。
10年以上: 一箇所を直しても、すぐに別の部品が寿命を迎える「いたちごっこ」になりがちです。最新モデルの方が省エネ性能も高いため、交換を検討する時期です。
② 修理費用の見積もりをとる
基板の交換やポンプの修理には、数万円の費用がかかります。修理代が5万円を超えるようであれば、今後の故障リスクも踏まえ、買い替えの方がトータルコスト(生涯費用)を抑えられるケースが多いです。
③ 供給部品の有無
メーカーでの部品保有期間は、製造打ち切りから約10年です。古いモデルだと「直したくても部品がない」と言われることもあります。
5. 信頼できる業者選びと安く済ませるコツ
いざ修理や交換を依頼する際、どこに頼めばいいか迷いますよね。後悔しないためのポイントは以下の通りです。
複数の見積もりを取る: ガス会社だけでなく、ネットの給湯器専門業者にも見積もりを依頼しましょう。工賃込みの価格で比較することが大切です。
施工実績を確認: 「ガス可とう管接続工事監督者」などの資格を持ち、施工事例を公開している業者は信頼度が高いです。
保証内容をチェック: 本体保証だけでなく、工事に対する「施工保証」が何年ついているかを確認しましょう。
まとめ:安心・安全なお湯のある暮らしのために
ノーリツの給湯器でエラーが出た際、まずは落ち着いて「エラー番号の確認」と「リセット」を試してみてください。
もしリセットしても改善しない場合は、給湯器があなたに「点検してほしい」というサインを送っています。特にお湯の温度が安定しなかったり、変な音がしたりする場合は、早めの相談が結果的に大きなトラブルを防ぐことにつながります。
毎日使うものだからこそ、妥協せずに納得のいく対応を選んでくださいね。この記事が、あなたの不安を解消する一助となれば幸いです。
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