エコキュートvsエコワンどっちが正解?共働き・子育て世帯に最適な給湯器の選び方と後悔しないポイント
「子どもが生まれてからお湯を使う量が増えた」「共働きで夜に家事を集中させるから、お湯切れが心配」
そんな共働き・子育て世帯にとって、給湯器選びは毎月の光熱費だけでなく、日々の家事効率を左右する重要な決断です。
特に注目されているのが、電気で沸かす「エコキュート」と、電気とガスのハイブリッドである「エコワン(ECO ONE)」です。どちらも省エネ性能が高い点は共通していますが、ライフスタイルによって「正解」は大きく異なります。
この記事では、忙しいパパ・ママが後悔しないために、両者の違いを徹底比較。2026年度も継続される手厚い補助金情報を踏まえ、最も賢い選び方を分かりやすく解説します。
徹底比較!エコキュートとエコワンの違い
まずは、両者の仕組みと特徴を整理しましょう。
| 比較項目 | エコキュート(ヒートポンプ給湯機) | エコワン(ハイブリッド給湯機) |
| 仕組み | 大気の熱と電気でお湯を沸かし貯湯 | 電気(ヒートポンプ)+ガス(エコジョーズ) |
| 光熱費 | 深夜電力を活用し、最も安価 | エコキュートに次いで安い(都市ガスならお得) |
| お湯切れ | タンクが空になると「お湯待ち」が発生 | ガスでバックアップするため、お湯切れなし |
| 水圧 | やや弱め(高圧タイプもあり) | ガス給湯器と同等の強い水圧 |
| 設置スペース | 大きなタンクが必要 | タンクが小型で、都市部でも設置しやすい |
【世帯別】あなたにぴったりの給湯器はどっち?
ライフスタイルや住まいの条件に合わせて、最適な選択肢を見ていきましょう。
エコキュートがおすすめの家庭
オール電化住宅、または検討中の方: 光熱費を一本化し、基本料金を削減したい場合に最適です。
初期費用とランニングコストを重視する方: 普及率が高いため機器代が比較的安定しており、深夜電力をフル活用すれば月々の支払いを最小限に抑えられます。
お湯の使用量が一定の家庭: 家族の人数に合わせたタンク容量(370Lや460Lなど)を選べば、日常的にお湯が足りなくなる心配はほとんどありません。
エコワンがおすすめの家庭
共働きで家事の時間が不規則な方: 「急に夜遅くにお風呂に入ることになった」「週末に大量のまとめ洗いをする」といった場合でも、ガスで瞬時にお湯を沸かせるため、お湯切れのストレスがゼロです。
子育て世帯でシャワーの水圧を重視する方: 複数箇所で同時にお湯を使っても水圧が落ちにくいため、お風呂とキッチンで同時並行の家事がスムーズに進みます。
床暖房や浴室暖房乾燥機をよく使う方: ガスの強力な熱源を活かした温水暖房との相性が抜群で、冬場の快適性が増します。
後悔しないために知っておくべき「落とし穴」
導入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための注意点です。
1. 設置スペースの確認
エコキュートは大きな貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置するため、搬入経路と設置場所の確保が必須です。一方、エコワンはタンクがコンパクトなモデルもあり、狭小地でも対応しやすいですが、ガス配管が必要です。
2. プロパンガス(LPガス)か都市ガスか
エコワンはガスを使用するため、ガス料金に左右されます。特にプロパンガスの場合は単価が高いため、エコキュートの方が圧倒的に安くなるケースが多いです。エコワンを検討するなら、都市ガスエリアであるか、あるいはプロパンガスの優遇プランがあるかを確認しましょう。
3. 太陽光発電との連携
売電価格が低下している今、昼間に太陽光で沸き上げを行う「おひさまエコキュート」などの連携機能が注目されています。太陽光パネルを設置している(または予定がある)場合は、自家消費効率を高められる機種を選ぶのがお宝ポイントです。
補助金「給湯省エネ事業」をフル活用する
現在、国は高効率給湯器の導入を強力に支援しています。2026年度も「給湯省エネ事業」が継続されており、これを利用しない手はありません。
エコキュート: 1台あたり 7万円〜10万円
ハイブリッド給湯機(エコワン): 1台あたり 10万円〜12万円
撤去加算: 古い「電気温水器」を撤去して交換する場合、さらに 2万円 が加算されます。
※補助額は、インターネット接続による昼間シフト機能などの性能条件(A要件・B要件)によって変動します。最新の省エネ基準を満たすモデルを選ぶことが、補助金を最大化させるコツです。
まとめ:家族の「安心」と「快適」を優先しよう
「とにかく安さ」を追求するならエコキュート、「お湯切れの不安解消と快適性」を追求するならエコワンが、共働き・子育て世帯の有力な選択肢となります。
給湯器の寿命は約10年。壊れてから慌てて交換するのではなく、補助金が充実しており、かつ家族のライフスタイルに合った機種をじっくり選べる今のうちに、検討を始めるのが最も賢い方法です。
まずは、お近くの「給湯省エネ事業者」に登録されている施工店に、自宅の環境でどちらがお得になるかシミュレーションを依頼してみることから始めましょう。
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