20号給湯器選びで失敗しない!世帯人数に合わせた最適な選び方と交換費用の目安


「最近お湯の温度が安定しない」「お風呂の設定温度になるまで時間がかかる」と感じることはありませんか?給湯器の寿命は一般的に10年から15年と言われており、突然お湯が出なくなると生活に大きな支障をきたします。

特に、2人から3人家族で最も選ばれているのが「20号」というサイズの給湯器です。しかし、いざ交換しようと思うと「16号や24号と何が違うのか」「エコジョーズにした方がお得なのか」など、疑問が次々と湧いてくるものです。

この記事では、20号給湯器の能力から、後悔しない選び方、交換時に知っておきたい費用相場まで、専門的な視点を交えつつ分かりやすく解説します。毎日のバスタイムを快適にし、光熱費を賢く抑えるためのヒントを見つけていきましょう。


20号給湯器の「号数」とは?能力を正しく理解する

給湯器のスペック表で必ず目にする「号数」という数字。これは「水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるか」という能力を表しています。

20号の具体的な給湯能力

20号給湯器の場合、1分間に20リットルのお湯を供給できる能力を持っています。具体的には、以下のような同時使用が可能です。

  • シャワーを使いながら、キッチンで洗い物をする

  • 洗面所でお湯を使いながら、お風呂にお湯を張る

冬場は水温が低くなるため、一度に作れるお湯の量は少なくなりますが、2人から3人家族であれば、冬場でも大きな不便を感じることなく快適に過ごせるパワーを持っています。16号では物足りないけれど、24号にするほど家族が多くないというご家庭に最適な、いわば「標準的で使い勝手の良いサイズ」と言えます。

20号給湯器を選ぶメリットと適した世帯

給湯器選びにおいて、20号を選ぶメリットは「バランスの良さ」にあります。

1. 2~3人家族にジャストサイズ

夫婦二人暮らしや、小さなお子様がいる3人家族にとって、20号は最も効率的な選択肢です。朝の忙しい時間帯に洗面所とキッチンで同時にお湯を使っても、極端に水圧が下がるストレスを軽減できます。

2. 設置スペースと費用のコストパフォーマンス

24号などの大型タイプに比べ、本体価格が抑えられる傾向にあります。また、マンションのパイプシャフト(PS設置)など、設置スペースに制限がある場合でも、20号であれば既存の枠に収まりやすく、追加の工事費用を抑えられるケースが多いです。

3. 無駄のないエネルギー消費

必要以上に大きな号数を選ぶと、待機電力や着火時のエネルギー消費が大きくなる場合があります。家族構成に合った20号を選ぶことは、結果としてガス代の節約にも繋がります。


従来型とエコジョーズ、どちらが収益性が高い?

交換を検討する際、必ず直面するのが「従来型(標準型)」か「エコジョーズ(省エネ型)」かという選択です。

エコジョーズの仕組みと節約効果

エコジョーズは、これまで捨てられていた排気熱を再利用して水を温める仕組みです。熱効率が従来の約80%から約95%まで向上するため、ガス消費量を大幅にカットできます。

  • ガス代の削減: 年間で数千円から1万円程度の節約が見込める場合が多いです。

  • 環境への配慮: CO2排出量を削減できるため、自治体によっては補助金の対象になることもあります。

初期費用とのバランス

エコジョーズは本体価格が従来型より数万円高くなり、さらに「ドレン排水」を処理するための専用工事が必要です。しかし、4年以上住み続ける予定であれば、ランニングコストの差額で初期費用の元が取れる計算になります。長期的な視点での家計管理を考えるなら、エコジョーズへの交換が強く推奨されます。


給湯器の機能別種類:オートとフルオートの違い

20号給湯器を選ぶ際、もう一つ重要なのが「お風呂の機能」です。

機能オートタイプフルオートタイプ
自動お湯はり
自動保温(追い焚き)
自動たし湯×
配管自動洗浄×

忙しい家庭にはフルオートがおすすめ

フルオートタイプは、誰かがお風呂に入ってお湯が減ったことを検知すると、自動で設定水位まで「たし湯」をしてくれます。また、一番の魅力は「配管洗浄機能」です。お風呂の栓を抜いた際に、追い焚き配管の中を新しいお湯で自動的に洗い流してくれるため、水垢や雑菌の繁殖を抑え、清潔な状態を保ちやすくなります。

お手入れの手間を減らし、常に清潔なお湯に浸かりたい場合はフルオート、コストを重視しつつ最低限の自動機能が欲しい場合はオートタイプを選ぶと良いでしょう。


20号給湯器の交換費用相場と工事の注意点

給湯器の交換には「本体代金」「リモコン代金」「標準工事費」「廃材処分費」が含まれます。

費用の目安

  • 従来型(オート): 8万円 ~ 14万円程度

  • エコジョーズ(フルオート): 12万円 ~ 20万円程度

※業者やメーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパス等)により変動します。

工事の際に確認すべきポイント

  1. ガスの種類: 都市ガスかプロパンガス(LPガス)かによって、製品が異なります。間違えると動作しません。

  2. 設置タイプ: 壁掛け型、据置型、マンション用(PS設置)など、現在設置されているタイプと同じものを選ぶのが基本です。

  3. 保証内容: 本体だけでなく、施工に関しても5年〜10年の長期保証が付帯している業者を選ぶと安心です。


まとめ:後悔しない給湯器交換のために

20号給湯器は、多くの日本の家庭において「ちょうどいい」選択肢です。しかし、ただ安いからという理由だけで選ぶのではなく、以下の3点を意識して比較検討してみてください。

  • 家族の人数と同時使用の頻度を考える

  • ランニングコストを重視するならエコジョーズを選ぶ

  • 掃除の手間を省くならフルオートタイプを検討する

給湯器は一度交換すれば10年以上にわたって付き合っていく住宅設備です。信頼できる施工業者に見積もりを依頼し、自宅の環境に最適な一台を見つけましょう。温かいお湯が安定して出る暮らしは、日々の疲れを癒やす何よりの贅沢になります。


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