給湯器の電源が入らない!修理前に試すべき5つの対処法と故障の判断基準を解説
「急にお湯が出なくなった!」「リモコンの画面が真っ暗!」
お風呂に入ろうとした時や、寒い朝に給湯器の電源が入らないと、本当に困ってしまいますよね。
「すぐに業者を呼ばなきゃ!」と焦るかもしれませんが、実は故障ではなく、ちょっとした確認や操作だけで直るケースが意外と多いのです。逆に、無理に動かそうとすると危険な場合もあります。
この記事では、給湯器の電源が入らない時の原因と解決策、そして修理や交換にかかる費用の目安を、専門知識がなくても分かりやすく解説します。この記事を読めば、無駄な出費を抑え、安全に最短でお湯を取り戻すことができます。
1. 給湯器の電源が入らない時にまず確認すべきチェックリスト
リモコンが反応しないとき、まずは以下の項目を確認してください。これで解決すれば、修理費用は0円で済みます。
1-1. コンセントの抜き差し(リセット操作)
電装基板の一時的なエラーは、リセットで解消することがあります。
方法: 外にある給湯器本体の電源プラグを一度抜き、1分待ってから差し直してください。
注意: 雨の日は感電の恐れがあるため、天候が回復してから行うか、室内のブレーカーで操作してください。
1-2. ブレーカーが落ちていないか
家全体の電気、または「給湯器専用」のブレーカーが落ちていないか分電盤を確認しましょう。特に、一度に多くの家電製品を使ったタイミングで落ちることがあります。
1-3. ガスメーター(マイコンメーター)の遮断
電源は入っているのに火がつかない、あるいはエラーが出て消える場合は、ガスが止まっている可能性があります。
ガスメーターの液晶に「ガス止」などの表示が出て、赤いランプが点滅していれば、復帰ボタンを押してガスを再開させてください。
1-4. リモコンの節電モードや電池切れ
台所と浴室、どちらのリモコンもつきませんか? 片方だけなら、そのリモコン自体の故障か配線不良です。また、乾電池式の小型給湯器(湯沸かし器)の場合は、電池切れが最も多い原因です。
2. 症状から見る「故障の原因」と「自分でできる対策」
状況によって、原因は多岐にわたります。パターン別の対処法を見ていきましょう。
雨の日や落雷の後に電源が落ちた
落雷による過電流から基板を守るための「雷サージ保護機能」が働いたか、大雨による湿気で漏電安全装置が作動した可能性があります。
対処: 半日ほど様子を見て湿気が飛べば復旧することもありますが、基板がショートしている場合は部品交換が必要です。
冬場の冷え込みが厳しい朝
配管が凍結すると、センサーが異常を検知して作動を停止させることがあります。
対処: 太陽が昇って気温が上がるのを待つのが正解です。熱湯をかけると配管が破裂するリスクがあるため厳禁です。
異臭や異音がする場合
もし焦げ臭い匂いや「ボンッ」という異常な着火音が聞こえたら、直ちに使用を中止してください。
リスク: 内部での不完全燃焼や、ガス漏れの危険があります。この場合は、電源プラグを抜いて、すぐに専門業者へ連絡しましょう。
3. エラーコードの意味を知る
リモコンに数字(エラーコード)が点滅している場合、それは給湯器からのSOSです。
| コード | 状態 | 原因と対策 |
| 111 / 11 | 点火不良 | ガスが供給されていない、または電極の汚れ。 |
| 140 / 14 | 過熱防止 | 機器が熱くなりすぎている。故障の可能性が高い。 |
| 610 / 61 | ファン異常 | 排気ファンが回っていない。業者による修理が必要。 |
| 888 / 88 | 点検時期 | 故障ではなく「使用10年」の通知。点検を推奨。 |
4. 修理と交換、どっちがお得?費用の目安
給湯器の寿命は、一般的に10年程度と言われています。
修理を選んだほうが良い場合
購入から7年未満: 基板や一部の部品交換(1.5万円〜3万円程度)で、その後も長く使える可能性が高いです。
メーカーの部品保有期間内であれば、迅速な対応が可能です。
交換(買い替え)を検討すべき場合
設置から10年以上: 他の箇所も次々と寿命を迎えるため、何度も修理するより買い替えた方が結果的に安くつきます。
最新のエコジョーズへの変更: 最新機種はガス代を約10%〜15%カットできるため、数年で差額を回収できるメリットがあります。
5. 信頼できる業者の選び方
給湯器の修理・交換は、以下の3つの窓口があります。
給湯器メーカー(リンナイ・ノーリツ等)
純正部品による安心感がありますが、割引率は低めです。
ガス会社(東京ガス・大阪ガス等)
地域密着の安心感がありますが、交換費用は比較的高額になりやすいです。
給湯器交換の専門業者(ネット系業者)
コストパフォーマンス重視ならここです。 大量仕入れにより本体価格が大幅に値引きされており、最短即日の対応が可能なケースも多いです。
失敗しないコツ: > 見積もりを取る際は「工事費、旧機撤去費、出張費」が全て含まれた総額表示になっているかを確認しましょう。「本体代が安くても工事費が高い」というトラブルを防げます。
6. まとめ
給湯器の電源が入らないときは、まず**「電源プラグの抜き差し」と「ガスメーターの確認」**を試してみてください。これだけで復旧するケースも少なくありません。
それでも直らない場合や、10年近く使用している場合は、無理に使い続けずプロに相談しましょう。突然お湯が全く使えなくなる前に、早めの点検や見積もり比較を行っておくことが、安心で快適な生活を守る秘訣です。
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