お湯が出ない!給湯器エラーコードの確認方法と自力で直せる・呼ぶべき症状の境界線


「寒い朝、シャワーを浴びようとしたら冷たい水のまま……」

「キッチンでお湯を使おうとしたら、リモコンに変な数字が点滅している!」

突然お湯が出なくなると、本当に焦りますよね。特に冬場や夜間だと、「すぐに業者を呼ばなきゃ!」とパニックになりがちですが、ちょっと待ってください。

実は、給湯器のトラブルには**「自分でスイッチを押すだけで直るもの」と、「プロに任せないと危険なもの」**の2種類があります。

この記事では、リモコンに表示されるエラーコードの読み解き方から、自力で解決できるチェックリスト、そして修理を依頼すべき判断基準まで、具体的かつ分かりやすく解説します。無駄な出費を抑え、最短でお湯を取り戻すためのガイドとしてお役立てください。


1. まずは落ち着いて!リモコンの「エラーコード」を確認しよう

給湯器に不具合が起きると、お風呂やキッチンの壁にあるリモコン画面に「2桁や3桁の数字」が表示されます。これがエラーコードです。

この数字は、給湯器がどこで悲鳴を上げているかを教えてくれるメッセージ。まずはこの数字をメモしましょう。

代表的なエラーコードとその意味

メーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマなど)を問わず、多くの機種で共通して使われる主なコードを紹介します。

  • 111 / 11(点火不良): ガスが来ていない、または火がつかない状態。

  • 140 / 14(過熱防止装置作動): 機器が熱くなりすぎている。

  • 290(中和器詰まり): エコジョーズ特有の排水トラブル。

  • 632(追い炊き不良): お湯の循環がうまくいっていない。

  • 710 / 71(電装基板の異常): 内部のコンピュータ回路のトラブル。


2. 業者を呼ぶ前に!自力で直せる可能性がある5つのチェック

エラーコードが出ていても、故障ではなく「一時的な不具合」や「外的な要因」であるケースも多いです。まずは以下の5項目を試してみてください。

① ガスの元栓とマイコンメーターを確認

家中のガスが止まっていませんか?

  • ガスコンロは火がつきますか? つかない場合は、ガスメーターが地震や長時間の使用で自動遮断している可能性があります。

  • 外のガスメーターの赤いランプが点滅していたら、復帰ボタンを押して数分待ってみましょう。

② 水抜き栓のフィルター掃除(エラー632など)

追い炊きができない場合、浴槽内の循環アダプター(フィルター)に髪の毛や汚れが詰まっていないか確認し、掃除してみてください。これだけで直るケースが非常に多いです。

③ 給湯器リモコンの「リセット」

パソコンやスマホと同じで、一度電源を切り、再度入れるだけで復帰することがあります。

  • リモコンの運転スイッチを「切」にして、再び「入」にする。

  • (改善しない場合)外にある給湯器のコンセントを一度抜き、1分ほど待ってから差し直す。

    ※ガス臭いときは絶対に行わないでください。

④ 凍結の可能性(冬場の場合)

気温が氷点下になる夜などは、配管内の水が凍ってお湯が出なくなることがあります。この場合は、気温が上がって自然に解凍するのを待つのが正解。無理に熱湯をかけると配管が破裂する恐れがあるため厳禁です。

⑤ 悪天候による湿気(エラー111など)

大雨や台風の後は、湿気で点火しにくくなることがあります。天候が回復し、内部が乾けば自然と復帰することがあります。


3. これは危険!すぐにプロの修理・交換を呼ぶべき症状

一方で、以下のような症状は「自力での対応」の限界を超えています。無理をすると事故につながる恐れがあるため、すぐに専門業者へ連絡してください。

ガス臭い・異音がする

給湯器の周辺でガスの臭いがしたり、爆発音のような「ボンッ」という音がしたりする場合は、ガス漏れや不完全燃焼の危険があります。すぐに使用を中止し、ガスの元栓を閉めて連絡しましょう。

煙が出ている・排気口が黒い

本体から煙が出たり、排気口付近がすすで黒くなっているのは異常燃焼のサインです。火災の原因にもなるため、非常に危険です。

水漏れしている

給湯器本体の内部から水が漏れている場合、電装部品にかかるとショートや発火の恐れがあります。また、水道代が高くなるだけでなく、放置すると階下への漏水トラブルにも発展しかねません。

購入から8〜10年以上経過している

10年近く使っている給湯器でエラーが頻発する場合、一部を修理しても別の箇所が次々と故障する「いたちごっこ」になりがちです。部品の保有期間も過ぎていることが多いため、修理よりも**「交換」**を検討する時期といえます。


4. 修理か交換か?費用と判断の目安

「修理代に数万円払うなら、いっそ買い替えたほうがいいの?」と悩む方も多いはず。判断の目安をまとめました。

使用年数推奨される対応理由
1〜5年修理メーカー保証内、または部品の劣化が少ないため修理が安上がり。
6〜8年修理・検討修理費用が3万円を超えるようなら、買い替えも視野に。
10年以上交換寿命です。修理しても他がすぐ壊れる可能性が高く、効率が悪いです。

5. 信頼できる業者の選び方と安く済ませるコツ

給湯器のトラブルは急を要するため、つい「最初に見つけた業者」に頼んでしまいがちですが、ここが大きな落とし穴です。

  • 「見積もり無料」を明記しているか: 現地を見てから高額請求する悪徳業者を避けましょう。

  • 総額表示を確認: 出張費、工事費、旧機器の廃棄代がすべて含まれているかチェックしてください。

  • ネット系の専門ショップを活用: ガス会社よりも、ネットの給湯器交換専門店の方が、本体割引率が圧倒的に高く(50%〜80%OFFなど)、最短当日対応してくれる場合も多いです。


6. まとめ

お湯が出ないトラブルに遭遇したら、まずはリモコンのエラーコードを確認し、ガスの遮断やフィルターの詰まりなど、自分でできる範囲をチェックしましょう。

もし、10年近く使用していて深刻なエラーが出ているなら、それは「新しい省エネ給湯器(エコジョーズなど)」へ交換して、毎月のガス代を安くするチャンスかもしれません。

「お湯が出ない!」という不自由な時間を最小限にするために、まずは信頼できる業者に今の状況を伝えて、概算の見積もりを取ることから始めてみてください。


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