お湯が出ない!給湯器のエラーコード別・原因と自力でできるリセット・復旧方法まとめ
「お風呂に入ろうとしたら、急に冷たい水しか出ない!」
「リモコンに変な数字がチカチカ点滅している……」
お湯が出ないトラブルは、生活のリズムを狂わせる一大事ですよね。パニックになってすぐに修理業者を呼びたくなりますが、実は**「ちょっとした操作」だけで直るケース**も意外と多いのです。
この記事では、主要メーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスなど)に共通する代表的なエラーコードの意味と、自分ですぐに試せるリセット・復旧手順を分かりやすく解説します。
1. まずはこれ!全メーカー共通の「魔法のリセット術」
エラーコードが出ていても、一時的なシステムエラーであれば、PCやスマホのように「再起動」することで復旧します。業者を呼ぶ前に、以下の3ステップを試してみてください。
リモコンの電源を切る
台所や浴室のリモコンスイッチを一度「切」にします。
数分待ってから再度入れる
1分ほど置いてから、再びスイッチを「入」にします。
お湯を出してみる
これで蛇口からお湯が出れば、一時的な誤作動です。
※注意: 何度もリセットが必要な場合や、ガス臭い場合は、内部で深刻なトラブルが起きているサインです。無理に使い続けず、プロに相談しましょう。
2. 【症状別】よくあるエラーコードの意味と対策
リモコンに表示される2桁〜3桁の数字は、給湯器からの「SOSメッセージ」です。代表的なものをまとめました。
「11」または「111」(点火不良)
最も多いエラーです。給湯器に火がつかない状態を指します。
原因: ガスの供給不足、大雨や強風による湿気、雷の影響など。
対策: * ガスコンロがつくか確認(つかなければガスメーターの遮断を疑う)。
ガス栓が閉まっていないか確認。
悪天候の後は、しばらく乾燥させてからリセット。
「14」または「140」(過熱防止装置の作動)
機器が熱くなりすぎたときに安全装置が働いた状態です。
原因: 内部回路の故障や、熱交換器の詰まり。
対策: 自力での修理は困難です。火災の危険があるため、使用を中止して点検を依頼してください。
「29」または「290」(中和器の詰まり・不具合)
エコジョーズ(高効率給湯器)特有のエラーです。
原因: 結露水を排出する排水管が詰まっている、または中和器の寿命。
対策: 排水管の出口にゴミや落ち葉が詰まっていないか確認してください。冬場は凍結が原因のこともあります。
「63」または「632」(追い焚きの不具合)
お風呂のお湯が循環していないときに出ます。
原因: 浴槽のフィルターの目詰まり、お湯の不足。
対策: * 浴槽内の循環アダプター(フィルター)を掃除する。
お湯の量が循環口より上にあるか確認する。
3. ガスメーターが原因?「お湯だけ出ない」時のチェック
家中のガス機器(コンロなど)がすべて使えない場合は、給湯器ではなく**「ガスメーター」がガスを遮断している**可能性が高いです。
地震(震度5相当以上)があった
長時間お湯を出しっぱなしにした
ガスの圧力が異常に低下した
このような時、メーターが安全のために自動でガスを止めます。この場合は、屋外にあるガスメーターの復帰ボタンを長押し(3秒程度)し、ランプの点滅が止まるまで数分待てば、自分でお湯を復活させることができます。
4. 冬場に多い「エラーなしでお湯が出ない」原因
エラーコードが出ていないのに水しか出ない場合、冬場なら**「配管の凍結」**が第一候補です。
対策: 基本的には「自然に溶けるのを待つ」のが正解です。
やってはいけないこと: 配管に熱湯を直接かけるのは厳禁!温度差で配管が破裂する恐れがあります。もし急ぐ場合は、ぬるま湯(30〜40度程度)をタオル越しにゆっくりかけるようにしましょう。
5. 修理か買い替えか?判断の分かれ目
リセットしてもすぐにエラーが出る、あるいは購入から時間が経っている場合は、以下の基準で今後の対応を決めましょう。
| 設置年数 | 対応の目安 |
| 1〜5年 | 保証期間内の可能性大。無償修理を依頼しましょう。 |
| 7〜9年 | 部品代が高額(3万円〜)なら、交換も視野に入れましょう。 |
| 10年以上 | メーカーに部品がないことも。安全のため交換が推奨されます。 |
6. まとめ:焦らず確認、無理は禁物
お湯が出なくなると焦ってしまいますが、まずは**「エラーコードの確認」と「電源のリセット」**。これだけで解決する悩みは意外と多いものです。
それでも直らない場合は、内部の部品寿命が限界を迎えている証拠かもしれません。無理に自力で分解しようとすると、ガス漏れや感電の恐れがあり大変危険です。