給湯器をつけっぱなしにすると電気代・ガス代はいくら?1ヶ月の料金をガチ検証

 「給湯器、使わないときもつけっぱなしにしているけど、実は損してる?」

「1ヶ月つけっぱなしにしたら、電気代とガス代は具体的にいくらになるの?」

そんな疑問を抱えているあなたのために、給湯器の電源を24時間オンにした場合のコストをガチ検証しました。

結論から言うと、ガス代は0円ですが、電気代(待機電力)は月におよそ50円〜150円ほどかかります。

「なんだ、意外と安いじゃん」と思った方もいれば、「チリツモで削りたい」と思った方もいるはず。この記事では、1ヶ月のリアルな料金シミュレーションから、プロが教える「一番賢い節約設定」まで、どこよりも詳しく解説します。


1. 【ガチ検証】給湯器を1ヶ月つけっぱなしにした時の料金

給湯器の電源を「オン」にしたまま放置した場合、どれくらいのコストが発生するのか。電気代とガス代、それぞれの内訳を見ていきましょう。

電気代:待機電力は月50円〜150円

給湯器の電源が入っていると、リモコンの液晶表示や制御基板を動かすために「待機電力」が発生します。

機器タイプ待機電力(目安)1ヶ月の電気代(31円/kWhで計算)
最新のエコジョーズ約1W〜2W約22円〜45円
一般的なガス給湯器約5W〜7W約110円〜156円
古いタイプの給湯器8W以上約180円〜

最新の省エネモデルであれば、1ヶ月つけっぱなしにしてもコーヒー1杯分にも満たない金額です。しかし、10年以上前の古い機種だと、年間で2,000円近い差が出る計算になります。

ガス代:実は「0円」

ここが大きな誤解ポイントですが、給湯器は**「電源が入っているだけ」ではガスを一切使いません。**

ガスが燃焼するのは、蛇口をひねって水が流れ出し、給湯器内のセンサーが反応した瞬間だけです。そのため、お湯を使わなければガス代の心配をする必要はありません。


2. なぜ「つけっぱなし」が推奨されることもあるのか?

「節約のためにこまめに消すべき」という意見がある一方で、メーカーや専門家が「つけっぱなしでOK」と言うのには、3つの大きな理由があります。

① 冬場の「凍結防止機能」を守るため

寒い地域や冬場、給湯器は外気温度を検知して、配管内の水が凍らないように自動でヒーターを作動させます。

電源を完全に切って(特にコンセントを抜いて)しまうと、この機能が働かず、配管が破裂して数万円〜十数万円の修理代がかかるという最悪の事態になりかねません。

② リモコン故障のリスクを減らす

給湯器のリモコンスイッチは消耗品です。1日に何度も「カチカチ」とON/OFFを繰り返すと、物理的な接触不良を起こしやすくなります。

月数十円の電気代を浮かせるために、数万円のリモコン修理費を払うのは本末転倒ですよね。

③ そもそも節電効果が薄い

前述の通り、待機電力によるコストは極めてわずかです。

最近の機種は液晶のオートオフ機能(使わない時は画面が消える)が標準装備されているため、わざわざ手動で主電源を切るメリットが少なくなっています。


3. 注意!つけっぱなしで「ガス代」が跳ね上がるパターン

「電源オンでもガス代は0円」と書きましたが、実は無意識のうちにガスをドバドバ使ってしまう危険なパターンが1つだけあります。

それは、シングルレバー混合水栓(お湯と水が1つのレバーで出るタイプ)の向きです。

  • NG例: レバーを常に「真ん中」にして使っている

  • 理由: ほんの少し手を洗うだけでも、レバーが真ん中にあると給湯器が「お湯の準備だ!」と判断し、一瞬だけガスが着火します。

この「ちょい使い」による着火の繰り返しが、実は1ヶ月のガス代を数百円〜数千円押し上げる原因になります。


4. 収益最大化!家計を助ける「最強の給湯器運用術」

検証の結果、最もコスパが良く、機器にも優しい運用の正解は以下の通りです。

  1. 基本は「つけっぱなし」でOK

    無理にこまめに消すストレスを無くしましょう。特に冬場は安全のためにオンが基本です。

  2. レバーは常に「右側(水側)」に固定

    お湯を使わない時は、レバーを右いっぱいに振っておく。これが最大のガス代節約になります。

  3. 10年以上前の機種なら「買い替え」を検討

    古い給湯器は待機電力も給湯効率も悪いため、最新のエコジョーズに替えるだけで、トータルの光熱費が年間1万円以上安くなるケースも珍しくありません。


5. まとめ:給湯器の電源管理、正解はどっち?

検証の結果、給湯器の電源を1ヶ月つけっぱなしにしても、電気代は月50円〜150円程度、ガス代は0円ということが分かりました。

「こまめに消す」努力をするよりも、**「レバーの向きに気をつける」**ことの方が、ガス代削減には圧倒的に効果的です。

もし、お使いの給湯器が古くなってきて「最近ガス代が高いな…」と感じているなら、それは使い方の問題ではなく、機器の寿命による効率低下かもしれません。一度、最新モデルの省エネ性能をチェックしてみることをおすすめします。


給湯器はつけっぱなしがお得?消すべき?ガス代を劇的に抑える正解と節約術



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