ノーリツ給湯器の修理費用はいくら?「修理すべきか買い替えか」の判断基準をプロが伝授


「お湯が出なくなった!ノーリツの給湯器を修理するといくらかかるの?」

「10年近く使っているけれど、高額な修理代を払うなら買い替えた方がいい?」

給湯器のトラブルは、生活に直結する大問題です。特にノーリツ(NORITZ)のような大手メーカー製品をお使いの場合、修理して使い続けるか、思い切って新品に交換するかは非常に悩ましいポイントですよね。

実は、給湯器の修理には「直すべきケース」と「交換した方が圧倒的にお得なケース」の明確な基準があります。これを知らずに修理を繰り返すと、数年で数万円単位の損をしてしまうことも。

この記事では、ノーリツ給湯器の修理費用の相場と、プロが教える「修理か交換か」の判断基準を徹底的に詳しく解説します。


1. 【箇所別】ノーリツ給湯器の修理費用相場

修理費用は「部品代+技術料+出張費」の合計で決まります。ノーリツの公式サイトや一般的な施工業者のデータを基にした、故障箇所別の概算費用は以下の通りです。

故障箇所と修理代の目安

故障箇所症状の例修理費用の相場(税込)
リモコン画面がつかない、ボタンが反応しない18,000円 〜 45,000円
電装基板電源が入らない、エラーが頻発する25,000円 〜 55,000円
燃焼系(バーナー等)点火しない、異音がする、異臭がする15,000円 〜 35,000円
水制御系(バルブ等)お湯の温度が不安定、水漏れ12,000円 〜 40,000円
熱交換器(缶体)激しい水漏れ、本体からの発煙45,000円 〜 80,000円

※出張費(通常3,300円前後)と故障診断料が含まれた目安です。

※上位モデルや高機能リモコンの場合、さらに高くなることがあります。

ポイント: 修理代が「3万円」を超える場合は、給湯器の使用年数を考慮して慎重に判断する必要があります。


2. プロが教える「修理 vs 買い替え」4つの判断基準

「とりあえず直せばいい」という考えは、古い給湯器には危険です。以下の4つの基準に照らし合わせて、最適な選択をしましょう。

① 使用年数が「10年」を超えているか

給湯器の設計上の標準使用期間は10年です。

  • 7年未満: 修理がおすすめ。他の部品もまだ新しいため、直せば長く使える可能性が高いです。

  • 8年〜10年: 悩ましい時期。修理しても別の箇所が連鎖的に故障するリスクがあります。

  • 10年以上: 交換を強く推奨。 部品の保有期間が過ぎており修理不能なケースが増えるほか、安全性の面からも交換が賢明です。

② 修理部品がメーカーにあるか

ノーリツを含む各メーカーは、製品の生産終了から約10年間しか補修用部品を保有していません。10年を超えた機種は、そもそも「直したくても部品がない」という事態が起こります。

③ 過去に何度も修理しているか

今回が2回目、3回目の修理なら、本体全体の老朽化が進んでいる証拠です。修理のたびに出張費と技術料を払うのは、「古い車に何度も高い整備費を払う」のと同じで、トータルコストでは大赤字になります。

④ 最新モデルの省エネ性能(光熱費)

最新の「エコジョーズ」などの高効率給湯器に買い替えると、ガス代が年間で約10〜15%節約できる場合があります。10年前のモデルと比較すると、数年で修理代の元が取れる計算になることも珍しくありません。


3. 修理を依頼する前の「最終チェック」で数万円浮く?

業者を呼ぶ前に、以下の2点だけは必ず確認してください。これだけで解決すれば、出張費もかかりません。

  • エラーコードの「リセット」を試したか

    リモコンの運転ボタンをオフにし、屋外のコンセントを一度抜いて3分待ってから差し直してみてください。一時的なシステムエラーなら、これだけで復旧します。

  • 保証期間内ではないか

    ノーリツの製品には通常1〜2年の保証がつきますが、購入時に「5年保証」「10年保証」などの延長保証に加入していないか確認しましょう。保証書や管理会社の連絡先をチェックしてください。


4. 買い替えを決めた時の「安く抑える」コツ

もし交換を選ぶなら、以下のポイントを押さえると費用を抑えられます。

  1. 号数を見直す: 家族構成が変わったなら、24号から20号へ下げることで本体代を安くできます。

  2. 相見積もりをとる: メーカー修理だけでなく、給湯器交換の専門業者にも見積もりを依頼しましょう。本体の値引き率が大きく、工事費込みの総額で安くなる傾向があります。

  3. 高効率モデルを選ぶ: 初期費用は少し上がりますが、ガス代の削減分で数年後には「交換して良かった」と実感できるはずです。


まとめ:あなたの給湯器はどちらを選ぶべき?

  • 「まだ5年しか経っていない」なら迷わず修理しましょう。

  • 「修理代が4万円以上、かつ7年以上使っている」なら、将来の故障リスクを考えて交換を検討すべきです。

  • 「10年選手」なら、突然お湯が出なくなる前に新品へ交換するのが、最もストレスがなく経済的な選択です。

給湯器は、壊れてから慌てて選ぶと、在庫がある高い機種を無理やり買わされることもあります。調子が悪いと感じた今のうちに、見積もりだけでも取っておくのが「賢い家計管理」の第一歩です。


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