給湯器のエラーコードが出たらどうする?メーカー別一覧とリセットで直らない時の対処法


「お風呂に入ろうとしたら、リモコンに変な数字が点滅している……」「お湯が出ない!これって故障?」

給湯器のリモコンに表示される3桁の数字、それは給湯器からの「SOSサイン」であるエラーコードです。突然表示されると焦ってしまいますが、実は**その多くが「ちょっとした不注意」や「一時的なシステムエラー」**であり、自分自身で簡単に解決できるケースも少なくありません。

この記事では、ノーリツ、リンナイ、パロマといった主要メーカー共通のエラーコードの意味から、正しいリセット方法、そして「自力で直せるか、業者を呼ぶべきか」の判断基準までを詳しく解説します。


1. 【メーカー共通】よく出るエラーコード一覧と原因

日本の給湯器メーカー(ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスなど)は、多くの場合で共通のエラーコードを採用しています。まずは、表示されている数字を確認してみましょう。

エラーコード主な原因自分でできる対処法
011 / 012連続使用によるタイムアップお湯の出しっぱなし(60分以上)が原因。一度お湯を止めて運転スイッチを入れ直す。
111 / 11点火不良ガス栓が閉まっている、またはガスメーターが遮断されている可能性。ガス栓を確認し、再操作する。
121 / 12途中失火燃焼中に火が消えた状態。強風や大雨の影響もあるため、天候回復を待ってリセット。
032排水栓の閉め忘れお風呂のお湯はり中に、浴槽の栓が抜けている。栓を閉めてから再度自動ボタンを押す。
632循環アダプターの詰まりおいだき中にフィルターが詰まっている。フィルターを掃除してから再操作。
888 / 88点検時期のお知らせ故障ではなく、設置から約10年経ったことを知らせるサイン。使用は可能だが点検を推奨。

2. 故障じゃないかも?正しいリセットの手順

エラーコードが出た際、まず試すべきなのが「リセット」です。パソコンの再起動と同じで、一時的な誤作動であればこれだけで直ります。

ステップ1:リモコンでリセット

  1. すべてのお湯の使用(給湯、シャワー、おいだき)を止める。

  2. リモコンの運転スイッチを「切」にする。

  3. 10秒ほど待ってから、再び「入」にする。

  4. エラー表示が消えていれば完了です。

ステップ2:電源プラグでリセット(リモコンで直らない場合)

  1. 給湯器本体のコンセント(屋外にあることが多い)を抜く。

  2. 10秒〜20秒ほど放置する。

  3. 再びコンセントを差し込む。

  4. ※濡れた手で触らないよう十分に注意してください。


3. リセットで直らない!業者を呼ぶべき「危険な状態」とは

リセットを繰り返してもすぐにエラーが出る場合や、以下の症状を伴う場合は、内部の部品(基板、電磁弁、ファンモーターなど)が寿命を迎えている可能性が高いです。

  • 焦げ臭い匂いやガスの臭いがする: 火災やガス漏れの危険があるため、すぐに使用を中止し、ガス元栓を閉めてください。

  • 爆発音のような着火音がする: 「ボンッ」と大きな音がするのは不完全燃焼のサインです。

  • 本体から水が漏れている: 内部の配管が破裂している恐れがあります。

【判断基準】修理か交換か?

使用開始から7年以内なら修理を検討。10年を超えている場合は、一度修理しても別の場所が次々に壊れる「いたちごっこ」になりやすいため、交換を視野に入れるのが経済的です。


4. メーカー別の問い合わせ先と修理依頼のコツ

エラーが解決しない場合は、お使いのメーカーのサポートセンターへ連絡しましょう。

  • ノーリツ: 24時間365日受付。エラーコードと型番(本体前面に記載)を伝えるとスムーズです。

  • リンナイ: 電話だけでなく、LINEやWEBからの修理受付も充実しています。

  • パロマ: 「修理・点検受付」の窓口から迅速に対応してくれます。

業者に伝えるべき3項目

  1. エラーコード番号(例:111が出ている)

  2. 給湯器の型番(例:GT-C2462AWXなど)

  3. 具体的な症状(お湯は出るけどシャワーだけ温かくならない、など)


5. まとめ:エラーコードは「早めのメンテナンス」の合図

エラーコードが出ると驚いてしまいますが、その多くは**「ガスメーターの遮断」や「掃除不足」**といった、修理不要なトラブルです。

まずは落ち着いてリモコンのリセットを試し、それでもダメならガスメーターが止まっていないか確認しましょう。もし、設置から10年近く経っているなら、それは「そろそろ新しい機種を検討してね」という給湯器からのメッセージかもしれません。

寒い冬に突然お湯が出なくなる前に、エラーが頻発するようなら早めの点検・相談をおすすめします。



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