給湯器のリモコンに数字が出た!エラーコード「111」「140」の意味と、リセットだけで直るケースの判別法


お風呂に入ろうとした瞬間、給湯器のリモコンに見慣れない「111」や「140」という数字が点滅している……。そんな時、どうすればいいか分からずパニックになってしまいますよね。

給湯器の液晶に表示されるこれらの数字は「エラーコード」と呼ばれ、機器のどこに不具合が起きているかを知らせる重要なサインです。しかし、実はそのすべてが深刻な故障というわけではありません。

中には、簡単な「リセット操作」だけで元通りに直るケースも多々あります。

この記事では、特に出現頻度の高い「111」と「140」の意味を詳しく解説し、修理を呼ぶべきか自分で直せるかの判別基準を分かりやすくご紹介します。


1. エラーコード「111」:点火不良の原因と対策

「111」は、給湯器が火をつけようとしたけれど、うまく燃焼できなかった時に出るエラーです。

主な原因

  • ガスの供給が止まっている: ガスメーター(マイコンメーター)が安全装置で遮断されている。

  • 悪天候の影響: 台風や大雨で湿気が入り込んだり、強風で火が消えたりした。

  • 凍結: 冬場に配管内の水が凍り、点火を阻害している。

  • 部品の経年劣化: 点火プラグ(イグナイター)や電磁弁の故障。

自分でできる確認ポイント

まずは、ガスコンロなど他のガス機器が使えるか確認してください。もし他の機器も使えなければ、外にあるガスメーターの赤いランプが点滅していないかチェックしましょう。復帰ボタンを押すだけで解決することがあります。


2. エラーコード「140」:過熱防止装置の作動

「140」は、給湯器内部が異常に熱くなりすぎたために、安全装置が働いて緊急停止したことを示しています。

主な原因

  • 空焚きに近い状態: 熱交換器という部品が詰まっていたり、水垢が溜まっていたりする。

  • 回路基板の不具合: 温度を検知するセンサーや制御基板の故障。

  • 内部の詰まり: 長年の使用による埃や異物の混入。

注意点

このエラーは「安全のために止めている」状態です。無理に使い続けると火災や大きな事故につながる恐れがあるため、111よりも慎重な対応が求められます。


3. 「リセット」で直るケースと手順

一時的な誤作動であれば、リセット操作でエラーが消え、そのまま使い続けられることがあります。

正しいリセット方法

  1. リモコンの「運転スイッチ」をオフにする。

  2. 数分待ってから、再度「運転スイッチ」をオンにする。

  3. それでもダメな場合: 外のコンセントから給湯器の電源プラグを抜き、1分ほど待ってから差し直す(※濡れた手では絶対に行わないでください)。

リセットだけでOKなケース

  • 雷や台風の直後に出た。

  • 長期間留守にしていて、久々に使った時に出た。

  • ガスメーターが遮断されていたのを復帰させた後。


4. 修理業者を呼ぶべき「危険なサイン」

リセットをしてもすぐに同じエラーコードが出る、あるいは以下のような症状がある場合は、部品の寿命や故障が考えられます。

  • リセット後、一度は動くが数日以内にまたエラーが出る。

  • 給湯器から「ボンッ」という異音がしたり、焦げ臭いにおいがしたりする。

  • 本体から水漏れしている。

  • 設置から10年以上経過している。

特に10年を超えた給湯器は、一つの部品を直しても別の箇所が連鎖的に壊れることが多いため、修理費用をかけるよりも、最新の省エネ機種へ買い替えたほうがトータルコスト(光熱費+修理費)を安く抑えられるケースがほとんどです。


まとめ:数字の意味を知れば対策が見えてくる

リモコンの数字は、給湯器からの「点検してほしい」というメッセージです。

「111」ならガス供給や天候を、「140」なら内部の熱トラブルを疑いましょう。まずは一度リセットを試してみて、それでも改善しない場合は、無理をせず信頼できる専門業者に点検を依頼するのが、最も安全で確実な解決への近道です。


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