【メーカー共通】給湯器エラーコード早見表!111・140・710の意味とリセット操作の注意点
「急にお湯が出なくなった!」「リモコンに見慣れない数字が点滅している…」
給湯器のトラブルは、いつも突然やってきます。特に寒い日の朝や、夜遅い時間にリモコンがピピピッと鳴り響くと、どうしていいか分からず不安になりますよね。
実は、その液晶に表示されている数字は**「エラーコード」**といって、給湯器がどこに不調を感じているかを教えてくれる大切なサインです。
この記事では、ノーリツ、リンナイ、パロマ、パーパスといった主要メーカーで共通して使われることが多い代表的なエラーコードの意味と、自分でできる対処法、そして絶対にやってはいけない注意点を分かりやすく解説します。
1. そもそも給湯器のエラーコードとは?
給湯器のエラーコードは、多くの場合**「2桁または3桁の数字」**で構成されています。
実はこれ、多くのメーカーで共通のルールに基づいて決められています。
100番台: 点火や燃焼に関わるトラブル(火がつかない、消えるなど)
600番台: ファンモーターの不具合(空気を送る部品の故障)
700番台: 電装系・基盤の不具合(コントロールセンターの故障)
まずは、いま表示されている数字をメモしてから、以下の早見表を確認してみましょう。
2. 【症状別】代表的なエラーコード早見表と原因
特によく発生する「頻出コード」をまとめました。
「111」や「11」:点火不良(火がつかない)
最も多いエラーです。給湯器が火をつけようとしたけれど、何らかの理由でつかなかったことを示します。
原因: ガスの供給不足、大雨による湿気、点火プラグの劣化。
確認: ガスコンロなど、他のガス機器が使えるかチェックしてください。
「140」や「14」:過熱防止装置の作動
給湯器内部が異常に熱くなったときに、火災を防ぐため安全装置が働いた状態です。
原因: 熱交換器の詰まり、部品の故障、空だき。
注意: 無理に使い続けると危険なため、専門業者による点検が必要です。
「610」や「61」:ファンモーターの異常
燃焼に必要な空気を送り込む「ファン」がうまく回っていないサインです。
原因: モーターの寿命、ホコリの詰まり、虫などの混入。
状況: 給湯器から「ウー」という異音がしている場合も多いです。
「710」や「71」:電装基盤の回路異常
給湯器の「脳」にあたる電子基盤に不具合が起きています。
原因: 落雷によるショート、経年劣化、結露による腐食。
対応: 部品の交換が必要になるケースがほとんどです。
3. 自分でできる!正しい「リセット操作」の手順
一時的なシステムエラーであれば、スマホの再起動と同じように、給湯器もリセットすることで復旧する場合があります。
お湯の蛇口をすべて閉める
(安全のため、運転を止めた状態で行います)
リモコンの運転スイッチを「切」にする
(数秒置いてから、再度「入」にします)
それでもダメなら、コンセントの抜き差し
(給湯器本体の電源プラグを一度抜き、3分ほど待ってから差し直します)
【重要】リセットを何度も繰り返してはいけない理由
一度リセットして直ったとしても、一日に何度もエラーが出る場合は要注意です。不完全燃焼を起こしていたり、内部でガス漏れを検知していたりする場合、無理に動かし続けると事故につながる恐れがあります。
4. プロに頼むべき?修理費用と交換の判断基準
エラーコードが消えない場合、業者へ連絡することになりますが、気になるのはその費用ですよね。
修理費用の目安
軽微な部品交換(センサー類など): 約15,000円〜25,000円
基盤の交換: 約30,000円〜50,000円
熱交換器(心臓部)の交換: 約50,000円〜
「修理」か「買い替え」かの分岐点
設置から10年が経過している場合、修理しても別の部品がすぐに寿命を迎える「イタチごっこ」になりがちです。
また、古い機種は最新のエコジョーズ等に比べてガス代が高いため、思い切って最新モデルへ交換したほうが、トータルコスト(光熱費+将来の修理費)で安く済むケースが非常に多いです。
5. 失敗しない修理・交換業者の見極め方
高額な費用を請求されたり、手抜き工事をされたりしないために、以下のポイントを確認しましょう。
水道局指定工事店・ガス機器設置スペシャリストの資格があるか
見積書に「工事費込み」の総額が明記されているか
アフターサポート(10年保証など)が充実しているか
最近は、ネットで写真を送るだけで見積もりが取れる「給湯器専門店」が人気です。メーカーやガス会社よりも割引率が高く、最短即日で対応してくれる業者も増えています。
6. まとめ:エラーコードは給湯器からのSOS
給湯器のエラーコード「111」「140」「710」などは、大きなトラブルを防ぐための安全装置からのメッセージです。
まずは**「ガスが来ているか」「リセットで直るか」**を落ち着いて確認し、それでも解消されない場合は、無理をせずプロの点検を受けましょう。
特にお湯が出ない冬場は、業者への依頼が集中します。「おかしいな?」と思ったら、早めに相談することが、最短でお湯のある生活を取り戻す近道です。
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