【冬の悩み】お湯の勢いが弱いのは故障?シャワーの水圧を劇的に改善する3つのチェックポイントと号数の関係
「夏の間は気にならなかったのに、冬になったらシャワーの勢いが物足りない……」
「キッチンでお湯を使うと、シャワーがチョロチョロになってストレスが溜まる」
寒い冬の朝や、一日の疲れを癒やすバスタイム。お湯の勢いが弱いと、それだけでガッカリしてしまいますよね。特に冬場は、元の水温が低いために給湯器に負荷がかかりやすく、お湯のトラブルが表面化しやすい季節でもあります。
お湯の勢いが弱い原因は、単なる「故障」だけではありません。実は、給湯器の「号数(パワー)」不足や、ちょっとしたメンテナンス不足が原因であることも多いのです。
この記事では、シャワーの水圧を劇的に改善するためにチェックすべき3つのポイントと、後悔しない給湯器選びに欠かせない「号数」の基礎知識を詳しく解説します。
1. 故障を疑う前に!シャワーの勢いを改善する3つのチェックポイント
お湯の出が悪いとき、すぐに修理を呼ぶ必要はありません。まずは自分で確認できる「3つのポイント」をチェックしてみましょう。
① シャワーヘッドとストレーナーの掃除
長年使っていると、シャワーヘッドの穴に水垢(カルキ)や配管内のサビが詰まることがあります。
対策: シャワーヘッドをクエン酸水につけ置き洗いするだけで、驚くほど勢いが復活することがあります。また、給湯器と配管の間にある「ストレーナー(フィルター)」の掃除も効果的です。
② 水栓の「止水栓」が絞られていないか
意外と見落としがちなのが、水栓の根元にある「止水栓」です。
対策: マイナスドライバーで回すだけで水量を調節できます。何かの拍子に絞られていたり、最初から全開になっていなかったりする場合があるため、確認してみる価値があります。
③ 給湯器の設定温度を上げる
冬場は水が冷たいため、給湯器内で冷水と混ぜて温度調節をする際に、お湯の勢いが弱く感じることがあります。
対策: 給湯器のリモコン設定を「42℃〜44℃」と少し高めに設定し、蛇口(混合水栓)側で水を混ぜすぎないように使うことで、体感的な圧力が改善される場合があります。
2. なぜ冬にお湯が弱くなる?「号数」と水圧の深い関係
上記のチェックをしても改善しない場合、原因は給湯器の**「号数(給湯能力)」**にある可能性が非常に高いです。
号数とは「お湯を作るパワー」のこと
給湯器には「16号」「20号」「24号」といった数字があります。これは「1分間に何リットルのお湯を作れるか」を示しています。
冬場にパワーダウンする理由
ここで重要なのが「水温」です。号数の定義は「水温+25℃のお湯を出す能力」です。
夏: 水温が20℃あれば、45℃のお湯を作るのは簡単です。
冬: 水温が5℃まで下がると、45℃にするには「+40℃」も加熱しなければなりません。
つまり、冬場は給湯器がフルパワーで頑張っても、作れるお湯の量が物理的に少なくなってしまうのです。20号の給湯器でも、冬場は14号程度の能力まで落ち込むことが一般的です。
3. 「同時使用」がストレスの正体
「一人で使っている時はいいけど、誰かがキッチンでお湯を使うと弱くなる」という悩み。これは完全に**「号数不足」**のサインです。
16号: 同時使用には向いていません。一人暮らし向け。
20号: 2人家族ならなんとかこなせますが、冬場の同時使用は厳しいです。
24号: 4人家族でも、シャワーとキッチンを同時に、勢いよく使えます。
もし今の生活で水圧に不満があるなら、交換時に「ワンランク上の号数」を選ぶだけで、これまでのストレスが嘘のように解消されます。
4. 水圧を改善して節約も叶える「最新給湯器」の選び方
給湯器の交換を検討する際、水圧アップと同時に「光熱費の削減」も狙うのが賢い選択です。
高効率給湯器「エコジョーズ」を選ぶ
最新のエコジョーズなら、お湯を作るパワー(号数)を上げても、ガスの使用効率が良いため、月々のガス代を抑えることが可能です。「パワーを上げるとガス代が高くなる」というのは昔の話。今は「大きなパワーで、効率よく沸かす」のがスタンダードです。
低水圧用シャワーヘッドの活用
もし配管自体の水圧が弱い地域(高台や古いマンションの上層階など)にお住まいなら、空気を含ませて勢いを増す「節水・低水圧用シャワーヘッド」を併用するのも一つの手です。給湯器の号数アップと組み合わせることで、最強のバスタイム環境が整います。
5. 失敗しない!給湯器交換業者の見極めポイント
「水圧が弱いから見に来てほしい」と業者を呼ぶ際は、以下のポイントをチェックしているか確認しましょう。
水圧測定をしっかりしてくれるか: そもそも自宅に届いている水圧が低いのか、給湯器の能力不足なのかを切り分けてくれる業者は信頼できます。
号数変更の提案があるか: 今の不満を伝えた際、ただ同じモデルを勧めるのではなく、ライフスタイルに合った号数の提案(例:20号から24号へのアップ)があるか。
複数社で見積もりを取る: 給湯器の本体価格は業者によって「定価の半額以下」になることも珍しくありません。ネットの専門店などを含め、3社ほど比較するのが安く抑えるコツです。
6. まとめ:冬のストレスを解消して、快適な毎日を
お湯の勢いが弱いのは、我慢すべきことではありません。
まずはシャワーヘッドの掃除などのセルフチェックを行い、それでも改善しない場合は「給湯器の寿命」や「号数不足」を疑ってみましょう。
給湯器の寿命は約10年。もし買い替え時期が近づいているなら、今の不満を解消できる絶好のチャンスです。
「冬でもシャワーを浴びるのが楽しみになった!」
そんな快適な暮らしを実現するために、まずは信頼できる専門業者に相談して、あなたの家に最適な一台を見つけてみてください。
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