【実録】ホームセンターの給湯器交換で「失敗した」と感じる3つの理由と、当日判明する追加費用の盲点


「ホームセンターなら大手だし、広告も安いから安心」

そう思って給湯器の交換を即決しようとしていませんか? 確かにホームセンターは、全国展開の安心感とお手頃なパッケージ価格が魅力です。しかし、実際に交換した人の中には「こんなはずじゃなかった……」と後悔の声を漏らす方が少なくないのも事実。

なぜ、安いはずのホームセンターで「失敗した」と感じてしまうのか。

この記事では、現場で実際に起きているトラブル事例をもとに、契約前に必ず確認すべき「追加費用の盲点」と、後悔しないための具体的な対策を徹底解説します。


1. 【実録】ホームセンターの給湯器交換で「失敗した」と感じる3つの理由

店頭のキラキラしたポップだけでは見えてこない、実体験ベースの落とし穴をご紹介します。

① 「誰が来るかわからない」施工の質のバラつき

ホームセンターの最大の盲点は、「受付窓口」と「施工業者」が別物であることです。

ホームセンターはあくまで窓口。実際に家に来るのは、提携している下請けの工務店や個人事業主です。

  • 「挨拶もそこそこに作業を始められた」

  • 「配管の断熱材の巻き方が雑だった」

    など、下請け業者によって技術力やマナーに差が出てしまうのが、失敗と感じる大きな要因です。

② 相談から工事完了までの「スピード感」

「お湯が出ないから今すぐ替えてほしい!」という緊急事態に、ホームセンターは不向きな場合があります。

店舗スタッフは給湯器の専門家ではないため、現地調査の日程調整や在庫の確認に時間がかかり、**「結局、お湯が使えるまで1週間以上かかった」**というケースが多々あります。スピード重視なら、自社在庫を持つ専門業者の方が分があるのが現実です。

③ 柔軟な「機種選定」ができない

ホームセンターは特定のメーカーと太いパイプがある一方で、扱える機種が限定的な場合があります。「本当はもっと省エネ性能が高いモデルが良かった」「設置場所の関係でスリム型が欲しかった」と思っても、店舗の在庫や取り扱い範囲内でしか選べず、妥協を強いられることがあります。


2. 要注意!当日判明する「追加費用」の盲点とは?

チラシに書かれた「本体+標準工事費 〇〇円!」という表記。実は、これだけで済むケースは意外と多くありません。当日になって職人さんから「これ、追加かかりますね」と言われやすいポイントをまとめました。

搬入・高所作業費

給湯器が2階のベランダにあったり、狭い通路の奥に設置されていたりする場合、作業員が増員されたり、足場代が請求されたりすることがあります。

配管の延長とカバーの交換

古い給湯器と新しい機種では、配管の位置が微妙に異なることがよくあります。

  • 「配管を延長するための部材代」

  • 「見た目を綺麗にするための配管カバー代(1万円〜)」

    これらは標準工事に含まれないことが多いため、注意が必要です。

ガス栓・止水栓の交換

設置から数十年経っている場合、安全のためにガス栓や止水栓の交換を推奨されます。数千円〜1万円程度の加算ですが、当日言われると「断れない出費」になります。

排気アダプターなどの部材

マンションのアルコーブ設置や、排気方向に制限がある場所では、特殊なアダプターが必要です。これらは数千円から、高いと2万円ほどかかる場合もあります。


3. ホームセンターで「安く・賢く」交換するための具体的な対策

ホームセンターが悪いわけではありません。大切なのは**「丸投げしないこと」**です。以下の対策を講じましょう。

見積もり時に「現地の写真」を細かく提示する

店舗に行く前に、以下の写真を撮っておきましょう。

  • 給湯器の全体像と型番シール

  • 配管部分のアップ

  • 設置場所周辺の広さがわかる引きの写真

    これを見せることで、概算見積もりと当日費用のズレを最小限に抑えられます。

「自社施工」の業者と相見積もりを取る

ホームセンターの見積もりを「高い」か「安い」か判断するために、必ず自社で職人を抱えている住宅設備専門業者からも見積もりを取りましょう。

仲介マージンがない分、専門業者の方が「上位機種なのに安い」という逆転現象が起きることがあります。

長期保証の「範囲」を突っ込んで聞く

「10年保証」と謳っていても、それが「製品自体の故障」だけなのか、「工事箇所の不具合」も含むのかで価値が全く違います。工事箇所の保証が含まれていない場合、施工ミスによる水漏れなどで泣き寝入りすることになりかねません。


4. 収益性を高める「高効率給湯器」の選択

もし予算に少し余裕があるなら、従来型よりも**「高効率給湯器(エコジョーズなど)」**への交換を検討してください。

初期費用は数万円上がりますが、排熱を再利用するためガス代が年間で大幅に節約できます。ホームセンターでは従来型の安売りが目立ちますが、トータルコスト(生涯費用)で見れば高効率タイプの方が圧倒的にお得です。


5. まとめ:失敗しないための最終チェックリスト

ホームセンターでの給湯器交換で後悔しないために、契約前に以下の3点を確認してください。

  1. 見積もり総額に「処分費」「リモコン代」「部材代」は含まれているか?

  2. 工事保証は何年か? 故障時の連絡先は店舗か、メーカーか?

  3. 他の専門業者と比較して、価格と安心感のバランスに納得しているか?

「安いから」という理由だけで決めるのではなく、内容をしっかり理解した上で選ぶ。それが、結果として最も安く、満足度の高い交換につながります。




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