ガス代が高い原因は給湯器?「エコジョーズ」への交換で年間いくら安くなる?4人家族の節約シミュレーション
「最近、ガス代の請求書を見るのが怖い……」
「節約しているつもりなのに、どうしてこんなに高いの?」
冬場になると跳ね上がるガス代。料理を控えてもお風呂の温度を下げても、思うように安くならないとお悩みではありませんか?
実は、家庭で使われるエネルギーの**約3分の1は「給湯(お湯を沸かすこと)」**が占めています。つまり、ガス代が高い本当の原因は、キッチンでの調理ではなく、お風呂や洗面所で使っている「給湯器」そのものにある可能性が高いのです。
もし、お使いの給湯器が10年近く前の古いモデルなら、最新の省エネ型給湯器**「エコジョーズ」**に交換するだけで、無理な節約をせずとも勝手にガス代が安くなるかもしれません。
この記事では、4人家族のリアルな家計を想定し、エコジョーズへの交換で年間いくら得をするのか徹底シミュレーション。初期費用の元が取れる期間や、後悔しない選び方のポイントを分かりやすく解説します。
1. なぜ給湯器を変えるだけでガス代が下がるのか?
これまでの一般的な給湯器(従来型)と、最新のエコジョーズ。見た目は似ていますが、中身の「熱の作り方」が根本的に違います。
従来型給湯器のムダ
従来の給湯器は、ガスを燃やしてお湯を作る際、約200℃もの高温の排気ガスをそのまま外に捨てていました。せっかくの熱エネルギーの約20%をドブに捨てていたようなものです(熱効率は約80%)。
エコジョーズのすごい仕組み
エコジョーズは、これまで捨てていた「排気熱」を再利用して、水をあらかじめ温めてから加熱します。これにより、少ないガス量で効率よくお湯を沸かせるようになり、**熱効率は約95%**まで向上しました。
この「無駄な熱をリサイクルする」仕組みこそが、ガス代を劇的に下げる鍵なのです。
2. 【4人家族】エコジョーズ交換後の節約シミュレーション
では、実際にどれくらい安くなるのでしょうか?標準的な4人家族(夫婦+子供2人)のケースで計算してみましょう。
年間のガス代カット額は?
4人家族で毎日お風呂に入り、シャワーやキッチンでお湯を使う場合、年間のガス代は約8万円〜10万円程度が平均的です。
従来型からエコジョーズに変えた場合の削減率: 約10%〜15%
年間の節約額: 約12,000円 〜 18,000円
「月に1,000円〜1,500円か……」と思うかもしれませんが、給湯器の寿命である10年間で考えると、合計で12万円〜18万円もの差が生まれます。
初期費用の差額は何年で回収できる?
交換費用は、従来型よりもエコジョーズの方が本体代金で3万円〜5万円ほど高くなるのが一般的です。
差額の回収期間: 約3年 〜 4年
設置から4年目以降は、使えば使うほど家計が黒字になっていく計算です。10年使うことを前提にすれば、エコジョーズを選ばない理由はほとんどありません。
3. ガス代以外にもある!エコジョーズの隠れたメリット
エコジョーズに変えるメリットは、月々の請求額が減るだけではありません。
① お得な「ガス料金プラン」が適用される
多くのガス会社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガスなど)では、エコジョーズ設置者限定の**「お得な料金メニュー」**を用意しています。通常のガス料金からさらに数%割引されるため、シミュレーション以上の節約効果が期待できます。
② 二酸化炭素(CO2)の排出量削減
熱効率が上がるということは、使うガスの量が減るということです。これは地球温暖化の原因となるCO2の削減に直結します。家計に優しく、環境にも優しい「エシカルな選択」と言えるでしょう。
③ お湯のパワーが安定する
最新のエコジョーズは制御機能も進化しています。複数を同時に使った時の温度ムラが少なく、冬場のシャワーも快適に浴びることができます。
4. 知っておきたい!エコジョーズ設置の注意点
メリットだらけに見えるエコジョーズですが、導入前に確認しておくべきポイントが2つあります。
ドレン排水の工事が必要
エコジョーズは排熱を回収する際に「凝縮水(ドレン水)」という水分が発生します。これを流すための専用の排水管工事が必要になります。マンションのベランダや特定の設置場所では工事が複雑になる場合があるため、事前に専門業者による現地調査が欠かせません。
1人暮らしや使用量が極端に少ない場合は?
お湯をほとんど使わない単身世帯の場合、ガス代の削減額よりも本体の差額の方が大きくなり、元を取るのに10年以上かかってしまうこともあります。ただし、最近は本体価格の差も縮まってきているため、将来の売却や賃貸出しを考えているならエコジョーズが有利です。
5. ガス代をさらに安く!業者選びで失敗しないコツ
「エコジョーズにしたいけど、見積もりが高くて迷う……」
そんな時は、以下の3つのポイントを意識して業者を選んでみてください。
「ネット専門の交換業者」をチェックする
ガス会社やホームセンターよりも、ネットの給湯器専門店の方が圧倒的に安く設定されていることが多いです。メーカー正規品を大量仕入れしているため、本体価格が70%以上割引されることもあります。
「標準工事費」の内訳を確認する
「本体は安いけど、追加工事費が高い」というトラブルを避けるため、見積書に配管カバーや廃棄費用が含まれているか必ず確認しましょう。
10年保証の有無を見る
給湯器は10年使う機械です。万が一の故障に備え、本体と工事の両方に10年の長期保証をつけてくれる業者を選ぶのが最も安心です。
6. まとめ:10年後の自分に感謝される選択を
「ガス代が高いのは仕方ない」と諦めていませんか?
もし今の給湯器が8年〜10年経っているなら、それは「壊れてから慌てて高いお金を払う」のではなく、**「賢く交換して固定費を下げる」**絶好のチャンスです。
4人家族なら、エコジョーズに変えるだけで年間1万円以上のボーナスが手に入るようなもの。浮いたお金で家族旅行に行ったり、ちょっと贅沢な外食を楽しんだりする方が、ずっと有意義ですよね。
まずは、自宅の給湯器の型番をスマホで撮影し、ネットの無料見積もりで「我が家の場合はいくら安くなるのか?」をプロに診断してもらうことから始めてみましょう。
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